中小・ベンチャーにおけるホワイト企業の見つけ方

せっかく転職するなら働きやすいホワイトな企業が良いですよね。
でも、上場している大手企業ならまだしも人数の少ない中小企業や、会社を興してから間もないベンチャー企業は情報が少ないものです。

今回は、そんな情報の少ない中小・ベンチャーの中からどのようにホワイト企業を見つけるのか、という話をしていきます。

中小・ベンチャー企業は社長が全て

ホワイト企業という括りからは外れますが、まず申し上げたいのはこれ！
中小・ベンチャー企業は社長が全てです。

どんなに整っている企業でも社長と合わなかったら、その企業があなたにとってのホワイト企業になることはないでしょう。

中小・ベンチャー企業は社長に会うのも比較的簡単です。
是非入社前に社長と会って話す機会を作ることをおすすめします。

そうは言っても求職者が社長と会う機会を自ら作ることもなかなか難しいと思いますので、社長に直接会えない場合には、できるだけ多く社長の情報を集めたり、その会社の社員の方に、社長はどんな人柄なのか聞いてみましょう。

繰り返しますが、中小・ベンチャー企業は社長が全てです。
社長が自分に合うか、自分の雰囲気とかけ離れていないか、社長の考えに共感できるか、社長のことが好きかどうかなど、入社前に確認しておきましょう。

openworkなどの口コミサイトを用いて、事前に口コミを調べましょう。
小さな会社の場合、口コミ数は多くないとは思いますが、それでも会社の雰囲気や残業の量、おおまかな年収など、有益な情報が手に入る場合が多いです。

口コミサイトの中でもopenworkの口コミは質が良いと感じますので、参考になさって下さい。

会社のカラーが自分に合っていることはとても大切です。
面接を受けてみて、自然体で居ることができない・全然自分とは異なる雰囲気だと感じる場合にはやめておきましょう。

職場は仕事をするところではありますが、それと共に多くの時間を過ごす生活の場でもあります。
あまりに自分にフィットしないと感じる時はその勘を信じましょう。

上場している会社と異なり、非上場企業の場合、会社の業績や財務状況は調べにくいものです。
また、業績はともかく財務状況については面接でなかなか教えてくれないでしょう。

そんな時には社員が伸び伸びしているかどうかをひとつの目安にしてみて下さい。

財務状況の良くない会社や残業が多い会社、業績の悪い会社など、何かしら大きな問題がある会社の場合、社員がピリピリしていたり暗いことがあります。

そのような会社は避け、なるべく社員が伸び伸びしている会社を選んで下さい。

ここまで、その会社自体かホワイトかそうでないか判断する目安を記載しました。
しかしながら、会社というのは実際のところ入ってみないと分からない、ということも事実です。

また、よほどブラックな会社でなければホワイトに働くことは可能です。
同じ会社であっても辛そうに働いている人もいれば楽しそうに働いている人がいるというのも現実です。

そこで、どのようにその会社を自分にとってのホワイト企業にしていくか考えてみましょう。

まずは人間関係。
人間関係が良好であれば、あなたにとって働きやすいホワイトな会社になるでしょう。

それにはコミュニケーションをとることです。
コミュニケーションは難しく考えなくても大丈夫です。

ちょっと隙のあるかわいい奴、くらいに思われるのがベストです。
とっつきにくい優秀そうな感じに思われたい人もいるかもしれませんが、そのような感じに振る舞ってしまうと人間関係がうまくいきにくいので、少しの隙を見せていきましょう。

隙を作ることと少し反することを言いますが、隙を作りつつも仕事は断ることも大切です。
「ちょっと隙のあるかわいい奴、と思われるのがベスト」ではありますが、そのように周りから思われると、仕事を頼みやすい人になります。

仕事を頼みやすい人になるのは良いことですが、仕事を押し付けやすい人にならないように、自分がやるべき仕事でないと思ったときには、はっきりと断りましょう。

職場という性質上、仕事ができないと肩身の狭い思いをしてしまいます。
そうならないために、何か一つでも得意な仕事を作って下さい。

私がしていたWebマーケティングの仕事で言うと、「リスティング広告」「SEO」など大きな括りで得意である必要はありません。

インスタなら社内で自分が1番、記事を書くのは得意、数字の分析だけは得意など、とても狭い範囲で構いませんので、何かひとつ社内で誰にも負けないことを作って下さい。

その小さなひとつがあれば、社内の人はあなたのことを「●●ができる人」と評価しますし、自分としても小さな成功が自信になり、気楽に楽しんで働けるようになります。

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