Webマーケティングの求人にはSEOやリスティング広告、SNS運用、Googleアナリティクスの分析やディレクション業務など様々です。
その中で、未経験の方がWebマーケティングの仕事をしたい(Webマーケターになりたい)と思った時には記事作成やSEOの求人に応募するのがスムーズだと思います。
私自身はIT企業の営業からWebマーケティング部に異動になり、LP(ランディングページの構成案作成)⇒リスティング広告⇒記事作成⇒SEO⇒施策立案・全体のディレクションの順で仕事していきました。
しかしながら、私のたどった経歴よりも記事作成・SEOの順で仕事をする方がスムーズだと思いますので、未経験からWebマーケティングの求人に応募する際には記事作成・SEOに応募するのが良いと思います。
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記事作成
これは一般的にWebライターと言われている仕事で、厳密にはWebマーケティングではないですが、記事作成をすることで、htmlを覚え、Webサイトに記事の流し込みができるようになりますので、まずは記事作成に取り組むのが初心者向きでしょう。
Webマーケティングの仕事をしている人で、記事作成のできない人に出会ったことがありませんので、時間をかければ100%身に付くと思います。
SEO
SEOとは例えば「心理カウンセラー 資格」など、自分たちが欲しいワードでGoogle検索をしたときに、検索上位にくるように頑張ることです。
狭い意味では「心理カウンセラー 資格」で検索したときに上位にくるような記事を書くことがSEOだと捉えられがちですが、そうではありません。
自分たちの作ったサイトが上位に上がりやすいようなサイトの構成、内部リンク・外部リンクの戦略、URLの付け方、サテライトサイトの作成、分析・仮説・改善・検証など、有料広告を除いた全てをSEOの分野に含めることができます。
つまり、全体を見る力、全体を見て施策の優先順位をつけて実施する力が求められます。
SEOを意識した記事作成であればみなさんできますが、全体を見れるWebマーケターは、Webマーケティングの仕事をしている中でも20%~30%くらいしかいないと感じています。
リスティング広告
GoogleやYahoo、インスタやFacebookに有料広告を出すことをリスティング広告と言います。
Webマーケターの中にはこのリスティング広告の運用を専門としている方もおり、私もリスティング広告を担当していました。
リスティング広告は数字の分析能力や費用をかけることから、常に成果を求められる仕事です。
Webマーケティングの仕事をしている人の中で適性のある人は5%~10%でしょう。
数値分析して広告文を改善するだけでなく、成果を高めるために、LPの構成案を書いたり、Webデザイナーと連携して画像を変えたりするなど、ありとあらゆることをやり成果を出していく仕事です。
向き・不向きがはっきりと分かれる仕事のため、未経験からWebマーケティングを仕事としたい人は、リスティング広告は避け、記事作成やSEO担当として求人に応募する方が良いでしょう。
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